田植え機ゼロ・耕作放棄地16枚・1.3haでスマート農業 岡山・西粟倉村のmisora、ドローン直播で9月に初収穫へ - (Page.8)
米づくりに導入したのは、農業用ドローン「DJI AGRAS T25P」。その自動航行の精度を支えているのが、測量や災害対応など幅広い用途で使われる産業用ドローン「DJI Matrice 30T」による農地の測量データです。衛星測位の誤差を補正し、高精度に位置を求める「RTK」測量を、農地にも転用しました。
取得した測量データをT25Pに取り込み、設定した経路を完全自動航行しながら、種もみを田んぼへ直接まく「直播(ちょくは)」、そして肥料・農薬散布まで行います。田植え機という工程そのものを持たず、測量・種まき・散布をドローンの技術一つでつなぐ――これが、misoraが実践するスマート農業の中身です。区画整理や大型機械の導入を前提としないため、中山間地域の小さく不整形な田んぼにも適用できます。
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