田植え機ゼロ・耕作放棄地16枚・1.3haでスマート農業 岡山・西粟倉村のmisora、ドローン直播で9月に初収穫へ - (Page.6)

 
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裏を返せば、年金という支えがなければ、今の田んぼの多くはとうに姿を消していたということです。「後継ぎがいない」「体力的にもう厳しい」「機械の更新費用が出せない」――そうした声は、この村に限った話ではないはずです。
「昭和からの景観を守るために、昭和の農業を終わらせる」。
白籏がこの言葉に込めているのは、農家が一人で抱えてきた負担を、次の世代にそのまま引き継がせたくないという想いです。
「私が終わらせたい『昭和の農業』とは、農業そのものではありません。赤字を家族が埋め、長時間労働を家族が背負い、機械が壊れた時点で続けられなくなる仕組みです。」
田植え機が壊れた。後継ぎがいない。それだけで、何十年も守ってきた田んぼを手放す――そんな終わり方を、misoraは変えようとしています。

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