田植え機ゼロ・耕作放棄地16枚・1.3haでスマート農業 岡山・西粟倉村のmisora、ドローン直播で9月に初収穫へ - (Page.5)
田んぼを一枚手放すことは、単に収穫が減ることではありません。山との境界線が、村の中心に向かって一枚分、狭まるということです。大型の田植え機や区画整理を前提にした従来型のスマート農業は、こうした小さく不整形な田んぼには、そのまま当てはめにくい面があります。misoraが田植え機を持たず、ドローンによる測量と自動航行だけで16枚の田んぼに向き合っているのは、この中山間地域の現実に対する一つの答えです。
■その田んぼ、あと何年、続けられますか
西粟倉村で生まれ、この村で結婚し、子どもを育ててきた白籏。幼い頃から変わらない田んぼの景色。その景色を守ってきた農家が、年々減っていく現実を、隣近所として見てきました。
misoraが日々接している西粟倉村の農家のほとんどは、年金を受け取りながら米づくりを続けています。
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