お客様が買っているのは「安心」だった ― 「買わなくていいですよ」と言えるCSでありたい / 他 - (Page.4)

 
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たとえば「500Whのポータブル電源で、1200Wのドライヤーを使いたい」といったお問い合わせ。数字のうえでは難しいご相談ですが、これは決して不思議なことではありません。人は家電を選ぶとき、まず「やりたいこと」が先に立つからです。
お客様の頭の中にあるのは数字ではなく、「キャンプで温かいコーヒーが飲みたい」「車中泊で快適に眠りたい」「介護の現場で家族を安心させたい」といった、生活に根ざしたシーンです。だから私たちは、「その用途では使えません」と機械的にお断りするのではなく、その方が何を叶えたいのかを想像して、別の選択肢を一緒に考える。
CSの仕事とは、スペックと暮らしのあいだに橋をかけ、その先にある「安心」へお客様をご案内することなのだと感じたのでした。

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