今、港区で選ぶべきマンションとは? 在庫データから見えた『価値が残るマンション』の条件 - (Page.3)

 
福嶋総研

さらに詳細に分析すると、在庫が増加しているマンションには共通した特徴があります。それは、「タワーマンション」と「大規模マンション」が中心であるということです。
港区内の2006年以降に竣工したタワーマンションでは、約46%が在庫増加傾向にあります。また、タワーマンションを除く100戸以上の大規模マンションでも約36%が在庫増加傾向となっています。
つまり、供給戸数が多く、価格帯が非常に高いマンションほど市場に残りやすくなっているという状況が見えてきます。
これらのマンションは港区を代表するランドマーク的な存在であり、国内の富裕層だけでなく海外投資家からも高い注目を集めてきました。再開発やブランドイメージを背景に価格が大きく上昇し、「港区を買う」という象徴的な投資対象として認識されてきた物件が多く含まれています。
その結果、価格形成が実需だけではなく投資・投機マネーの影響を強く受ける市場となり、現在ではその反動として在庫の積み上がりが見られるようになっています。

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