「管理組合収支」が老朽化マンションの未来を分ける 建設工事費高騰時代の資産価値と管理 - (Page.9)

 
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修繕費高騰時代には管理組合の財務力がより重要になる

この関係性は、今後のマンション市場においてさらに重要になると考えられます。
現在は建設工事費が高騰しています。新築マンションを建設するためのコストが上昇しているということは、既存マンションの大規模修繕や設備更新に必要な費用も上昇する可能性があります。
例えば、同じ工事内容であっても、過去と現在では必要な費用が大きく異なる可能性があります。人件費や資材価格が上昇すれば、修繕積立金の現在の水準では、将来的な工事費を十分に賄えないケースも考えられます。
そのため、単に「現在、修繕積立金が積み立てられている」というだけでは十分ではありません。今後必要となる修繕工事の費用を見据えたうえで、積立金の水準が適切であるかを検証する必要があります。
管理組合収支が安定しているということは、単に現在の財務状況が良いということではありません。将来の修繕工事費の高騰を見据え、必要な資金を確保できる体制が整っている可能性が高いということです。

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