『不正解を選べ AIで仕事がなくならない人の「選択の哲学」』2026年11月11日(水)発売 - (Page.7)

 
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戻れる不正解から、順番に選べ

Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、2015年の株主への手紙に書いた話である。決定には、2種類ある。ひとつは、元に戻せない決定(タイプ1)。一方通行のドアだ。だが、ほとんどの決定はあとから変更でき、元に戻せる(タイプ2)。タイプ2は、素早く決めるべきである。戻れるのに、戻れないつもりで固まっている。副業を試す。住む場所を変える。全部、気に入らなければ戻れる決定である。
その一方で、本当に戻れないものを見逃してしまう。立ち尽くしている間に流れていく時間そのもの。時間だけは、正真正銘のタイプ1、一方通行のドアなのだ。  だから、不正解の選び方の最終形は、こうなる。不正解に、階段をつけろ。そして、戻れる不正解から、順番に選べ。期限と撤退線を先に決めて、ドアをくぐる。戻れる不正解は、タイプ2だ。小さな不正解を数こなすうちに、選ぶ筋肉が育っていく。


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