公的年金が独身税だと思う理由と、負担を軽減する手段(繰上げ受給、複業、業務委託) - (Page.6)

 
税金、年金

また厚生年金保険の保険料の一部は、第2号被保険者と第3号被保険者の国民年金の保険料に変わるため、これらの方は直接的に国民年金の保険料を納付する必要はありません。こういった仕組みのため、配偶者が第3号被保険者に該当する厚生年金保険の加入者は、1人分の厚生年金保険の保険料を納付すると、2人分の老齢基礎年金を受給できるのです。

一方で独身の厚生年金保険の加入者は、配偶者が第3号被保険者の方と同額の保険料を納付しても、1人分の老齢基礎年金しか受給できないため、保険料の対価が少ないのです。

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