マイナ保険証が普及しない?75歳以上に資格確認書を全員交付するワケ - (Page.6)

 
社会保障、知っ得

資格確認書を交付するのは公的医療保険の保険者

健康保険証と資格確認書は両者とも、次のような保険者(公的医療保険の保険料を徴収したり、保険給付を支給したりする組織)が交付します。

主な加入者保険者(運営主体)備考
健康保険(協会けんぽ・組合健保)会社員とその親族(中小企業・大企業を問わず)協会けんぽ:全国健康保険協会
組合健保:健康保険組合
勤務先によって協会けんぽか組合健保かが分かれる
国民健康保険自営業者・フリーランス・無職の人とその親族自治体(市区町村・都道府県)
または国民健康保険組合
業種によっては国保組合が運営
後期高齢者医療制度75歳以上の人
※一定の障害がある65~74歳も含む
各都道府県の広域連合申請の受付などは市区町村役場

以上のようになりますが、資格確認書の有効期限は5年以内の期間で各保険者が設定するため、マイナ保険証のように一律ではないのです。

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