世界初、日立とNTTドコモビジネスが600km超離れたデータセンター間で災害発生時にアプリケーションを含むシステムの完全自動復旧を確認 - (Page.4)

 
ライフ、仕事

一方で、データ同期ができても、仮想化基盤、OS、アプリケーションまでを一気通貫で自動復旧させる仕組みは、システム全体の連動が複雑なため構築が困難でした。また、このような新しい基盤へ移行・導入するためには、システム復旧の目標時間(RTO※7)やデータ復旧の目標地点(RPO※8)に合わせた複雑な設計や、長距離通信環境に応じた性能調整など、高度な専門知識が必要となり、導入の負担となっていました。

本実証の概要
本実証では、ミッションクリティカルなシステムの要件を満たすため、ストレージ、仮想化基盤、データベースを組み合わせた実機環境を構築しました。基盤には、従来の仮想化環境からの移行を見据え、日立ヴァンタラのストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform One Block」※9(以下、VSP One Block)とRed Hat OpenShift Virtualizationを統合したハイブリッドクラウド環境を採用しました。さらに、Oracle AI Databaseをデータベース層として用い、災害対策構成を検証しました。本実証では、主サイトで障害が発生した際に、「Red Hat OpenShift」の高可用化機能※10からの要求により、日立ヴァンタラの「Hitachi Storage Plug-in for Containers」が即座に連動し、障害の検知から副サイトへの切り替え、OSやデータベースの起動までの自動化を検証しました。

新着記事