「金利が安いだけでは危険」その住宅ローン、ホントに大丈夫?専門家が見た“やりがち失敗”をお伝えします - (Page.4)

 
ローン、住宅ローン

例えば、団体信用生命保険(団信)の内容です。団信は、住宅ローン契約者に万が一のことがあった場合等にローン残高がゼロになる、重要な保険ですが、補償内容は金融機関によって大きく異なります。ある金融機関では「金利が0.3%安い」一方で、病気時の保障が十分ではなく、子どもが生まれたタイミングで別途保険に加入しなければならなかった、というケースもあります。

また、繰り上げ返済の手数料や、一部返済時の柔軟性など、見えにくい条件が不利な場合もあります。つまり、 住宅ローンは「金利の安さ」より「トータルコスト」で見るべきなのです。安さだけにとらわれると、将来的に余計なコストを支払うことになりかねません。

新着記事