キャニオン新型グレイル発表、57mmタイヤ対応の第3世代へ - (Page.3)
開発の出発点は、選手からの要望でした。2024年のUnboundを制し、The Traka 360を新型グレイル CFRで勝ったロサ・クローザー選手は、荒れた路面を速く通過するために50mm超のタイヤを装着できるクリアランスを求めていました。50mmでは足りず、2.1インチ、2.2インチ、さらには2.25インチまで許容する必要がある。この判断が、プロジェクトの転換点になっています。
この数値を実現するため、Canyonは2×(フロントダブル)変速との互換性を手放しました。2×に対応させるとフレーム側のクリアランスは50mmが上限となり、2.25インチ幅のタイヤが入らないためです。第3世代グレイルは1×専用プラットフォームとなります。
あわせて、ドライブサイドのチェーンステーをソリッド構造としました。Canyonがこの構造を採用したのは今回が初めてで、細くても強度を保てる形状により、タイヤのための空間を最大限まで広げています。
なお、全モデルの標準装着タイヤは45mm幅です。57mmはあくまで上限であり、そこまでの範囲で路面や目的に応じてタイヤを選べる、という設計です。
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