国民年金にはなく厚生年金にある「標準報酬月額」とは / 他 - (Page.2)

 
税金、年金

標準報酬月額とは

まず、標準報酬月額の「報酬」とは法律上、「賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が、労働の対償として受ける全てのものをいう。ただし、臨時に受けるもの及び三月を超える期間ごとに受けるものは、この限りでない」とされています。なお、健康保険についても同趣旨です。

次に「報酬月額」とは、〇円以上〇円未満といった形で一定の区分が設けられているもので、「標準報酬月額」は、1等級から始まり、報酬月額毎に定められた等級区分を指しています。当然、長い職業生活において、給与は変動するのが常であるため、標準報酬月額は必ず年に一度は見直すこととされています。

言うまでもなく、報酬と保険料が実態とかけ離れていないかを精査することが目的です。

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