「管理組合収支」が老朽化マンションの未来を分ける 建設工事費高騰時代の資産価値と管理 - (Page.13)
建設工事費が高騰し、新築マンションの供給が減少する一方で、既存マンションの老朽化は進んでいきます。
このような時代において、マンション管理は単なる維持費ではありません。建物を長く使い続けるための投資であり、住みやすさを維持するための仕組みであり、将来の資産価値を守るための重要な要素です。
特に、今後は修繕工事費の高騰が予想されるため、管理組合の財務基盤が安定しているかどうかが、マンションの将来を大きく左右する可能性があります。
これからのマンション市場では、「新しいマンションだから価値がある」という考え方だけではなく、「長い年月を経ても、適切に管理され、必要な修繕が行われているマンションだから価値がある」という評価が重要になっていくでしょう。
マンションの資産価値は、建物が完成した瞬間に決まるものではありません。日々の管理、修繕計画、管理組合の財務運営、そして区分所有者の意識によって、時間をかけて維持されていくものです。
築40年以上のマンションが市場の大半を占める時代が到来するのであれば、これからのマンション選びにおいて最も重要な問いの一つは、「このマンションは、これまでどのように管理され、これからどのように管理されていくのか」ということになるのではないでしょうか。
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